下落傾向のビットコインをチャートで考察してみました。

投稿者: | 2018年2月6日

CC、USDT、各国規制などのニュースによりここ最近BTCは完全な下降トレンドになりました。そもそも昨年に上げすぎたのでその反動もあるでしょう。 今のチャートはtwitterにも上げた通り、2014年3月頃のチャートに似ています。チャートは週足です。

上画像の白丸が今のチャート付近と仮定した場合、その後の動きを丸々今のチャートに合成したものが下画像です。

そして、2014/03頃のチャートではボリンジャーバンドの-3αに接した所でリバウンドしていますが、白丸の高値を付けたのは2014/06月です。

その後はまた下降トレンドが続き、上昇トレンドを迎えたのは2014/09です。

週足で見た場合の下落→リバウンド→下落→上昇のスパンは3ヶ月単位で起こっていることになります。

今のチャートもボリンジャーバンドの移動平均線(真ん中の線)を下抜けていますので、次のリバウンドはボリンジャーバンドが縮小していき、-3α(下の線)に接する頃と想定した場合、まだまだ下げは続くようにも取れます。

そもそも仮想通貨市場ではチャート自体うまく機能しない場合もあります。

それだけ予想外の展開が多く、リスクヘッジも常にストップリミットを設定して取引しないと、とんでもない暴落が起こった時に対処できません。

市場サイクルの基礎として、ウォールストリートチャートシートがよく使われます。これはどのような市場も、ウォールストリートチャートの形(類似)でサイクルされると言うものです。  

今はまさにウォールストリートチャートのパニック辺りです。ようはパニック売りが発生している状況ですね。

そしてこれ以降もゆるやかな下降トレンドを経て、上昇トレンドに換わるとウォールストリートチャートの左からまた市場サイクルが始まるといった感じです。

今回は市場サイクル、チャートを見た場合、暴落した後も完全な下降トレンドがしばらく続くことになりそうです。(私見)

「んなもん当てにならねー」

「仮想通貨は常識が通用しないし」

と思うのであればそのままビットコインやアルトコインを握り続けるのも自由です。

私は特定のコインに固執したり過度な愛着を持つタイプではないので、ダメだと思ったら売ります。

今回はさすがに宝くじ感覚で買った草以外は一旦フィアットに戻しました。BTCが上げないことにはアルトに資金は流れてきませんからね・・

余剰資金とは言えど、減るのが目に見えているなら極力損したくないのが人の心理です。 じゃじゃ馬ゆえに予想が当たらずいきなり暴騰したとしても調整は入ると思うのでその時にエントリーすればいいですし。

ちなみにですが、初心者の方などでチャートが読めない人はトレンドを把握するという点で、簡単に読める指標があります。

パラボリックSARと言う指標です。

この指標は下降トレンドにある時はロウソク足の上に表示され、上昇トレンドにある時はロウソク足の下に表示されます。  

日足ではロウソク足の上だけに表示されていても1時間足で見た場合、上下に表示されています。

基本的にスキャルピングやデイトレードなどの短期売買をするつもりがないなら、短い点線は無視します。

より長い点線が指標になりますので、途中で短い点線が入ったからと行って必ずしもトレンド転換するわけではないです。

そして、大きい足(週足や3日足)に表示されているパラボリックはクジラ(大口の機関投資家など)が買い支えていたり、大口の売圧があった場合でもそう簡単に逆らえるものではありません。
そして短い足(1時間足や30分足)は大きい足のトレンドに逆らえませんので、長期的に見たいなら大きい足のパラボリックを見ればいいわけです。

ただ、パラボリックは遅れてシグナルが出る指標ですので、エントリータイミングを探すならば、他の指標も組み合わせて探る形になると思います。

トレンドまたはトレンドの転換点を見るならパラボリックはシンプルで見やすく使いやすい指標だと思います。

なんだかんだ言っても私の場合、退場せずに少しの利益でなんとか維持している状態です。

今は予想外の展開を期待してひっそりと機会を待つしかないですね。

下降トレンドと分かっているならBTCFXでショート(空売り)すればいいのでは?と単純に思いますが、FXはしません。

しないと決めているわけではなく、まだまだ勉強できていないからです(笑)