仮想通貨関連のtwitterやコミュニティでよく見かける用語を簡単にまとめてみました。

投稿者: | 2018年2月13日

仮想(暗号)通貨市場において、何かを調べたりニュースを読んだりしていると見慣れない用語がよく出てきます。

「ある程度の文章を翻訳してもその用語の意味が分からずモヤモヤとしたものが残る」

と言った経験があるのではないでしょうか?

私も最初は「何この単語?」の連発でした。

そこで今回は今現在使われている仮想(暗号)通貨での用語集を簡単にまとめてみました。

個人的に調べたものですので正確である保証はないです。気になる方はご自分でよく調べてみてください。




仮想(暗号)通貨用語集

FOMO

Fear of missing outの略。主にSNSでよく使われている。「人々のFOMO(それを買いたい欲望)によりBTCが動き出す・・」みたいな表現で使われる。

意味:好機を逃す(自分だけ取り残される)ことへの恐怖

FUD

Fear, Uncertainty and Doubtの略。「昨日のニュースは人々のFUDを煽る結果となった」みたいな使われ方をする。

意味:不安や不信

REKT

wreck(名詞としては破壊や破滅、挫折の意味で使われる)の過去形であるwreckedのスラング。主にネットゲームなどで使われているようです。

to REKTで(市場で好ましくない行動や自己責任)の意味になるようです。

意味:めちゃくちゃにされる,徹底的にやられる,大惨敗など

TA

Technical Analysisの略。よくチャート画像と一緒に使われている。要はチャートのテクニカル分析。

意味:技術的分析

DYOR

これもチャート画像と一緒に投稿されている印象です。

意味:自分自身の研究

Dip

よく「ディップを買う」「ディップを拾う」などと表現されます。

意味:グラフ(チャート)の最下点

Shitcoin

草コインを調べているとよく出てくる。

意味:市場キャップの低いアルトコイン

Bag

「今日、私はこのコインをバッグに詰め込んだ」などと言う表現で使われている印象。似たような言葉にと言う表現も使われる。

意味:自分の「アルトコイン専用バッグ」。実際に存在するものではなく、単なる表現の仕方。

HODL

HOLD→HOLDERSから派生したスラング。株では長期ホルダーと言うが仮想通貨市場では単純にホーダル(ホダル)と言う使われ方をしている。

意味:決められた時間、期間内に販売する気がなく、持っている状態を保っていること

pump

仕手がよく仕掛ける一種の投資手法。大口の買いで一気に値上がりした銘柄にイナゴが群がることで、そのイナゴが群がって値上がりした分を上手く取って売り抜ける。急激に上がったものは急激に落ちるので初心者は避けた方が無難。

意味:暗号市場においての急激な値上がり

dump

pumpの真逆。pumpされた後はdumpが待っていると心得た方がいい。

意味:暗号市場においての急激な値下がり

Bullish

翻訳を使うと雄牛などに変換される。相場の上昇トレンドが見込まれる時によく使われている。

意味:相場において上向きの流れに強気な状態

Bearish

翻訳を使うと熊などに変換される。相場の下降トレンド時によく使われる。

意味:相場において下向きの流れにある弱気な状態

Whale

そのまま直訳するとクジラ。たまに鮫(SHARK)と表現していることもある。

意味:大量の売買で資産の価値をコントロールできる個人、または団体。

to shill

過小評価気味のコインなどでたまに見かける言葉。

意味:twitterやブログ、SNSなどで誇大広告を作成すること

ATH

これはよく見かけますね。はじめETHの関連用語かと思いました(笑)

意味:市場での過去最大値

Airdrop

翻訳では飛行機や飛行場と表示されます。資金がない場合はこのAirdropに参加するのもありかと。

意味:ある一定の条件を満たすことで、コインまたはトークンの分配された配当が得られること。無料分配。

Atomic swaps

入出金や取引速度、その他の利便性を考えた場合、アトミックスワップを実装したコインは注目には値すると思う。ただ、板が薄く価格の乖離(スプレッド)がひどい場合があるので注意も必要。

意味:取引所を介さずに異なるコインやトークンを交換できる仕組み。

KYC

パスポートや個人を証明できるものの提出が必要な取引所で口座を開く時に見かける言葉。

意味:顧客の身元を識別して確認すること

DEX

中央集権型の取引所は突然の閉鎖(GOX)、秘密鍵やパスワードの漏洩などのリスクがあり、悪く言えば他人任せです。その点、分散型取引所はブロックチェーン上に存在するのでセキュリティ的にも中央集権型の取引所と比べ、堅牢であると言われています。市場が大きくなるにつれ、今後増えてくるのではないでしょうか。ただ、板が薄く価格の乖離(スプレッド)がひどい場合があるので注意も必要。そして念の為に購入後はウォレットに移すなどの自己管理も大切です。

意味:中央管理者のいないブロックチェーン上に存在する分散型取引所

FIAT

日本では「フィアットに戻す」と言う表現で使われる。日本人の場合、日本円のことを指す。

意味:自国通貨

ICO

Initial Coin Offeringの略。

意味:簡単に言うと投資オプションの1つである。取引所に上場する前の段階でトークンを割安な価格で買い、上場時に売ることで利益を得ることもできるが、売り時を間違うと割安で購入したはずの価格を下回る場合があるので注意が必要。一方でいつまで経っても上場しなかったりと言うICO詐欺も多い。ICOに参加する場合は事前にそのトークンについてよく調べる必要があるのは言うまでもない。

Anon coins

匿名性の高いコインを調べているとたまに見かけます。

意味:取引の匿名性(プライバシー保護)をコンセプトまたは意識したコイン(XVG,XMR,Zcash,PIXV,PHR,XSH)など

 

以上、ある程度はまとめましたが、また分からない用語を見かけた時は追加していきます。

あと、基本的な用語(ブロックチェーン,スマート契約)などは省きます。どちらかと言うと書いてあるのは技術的解釈が必要のないものになります。

個人的におもしろかったのはHODLですね。株から参入した人はホルダーで慣れていますので、「ホーダルじゃなくホールドな!」とツッこんで「いや、この市場ではホーダルだから」とかのやり取り見て、もうどっちでもいいよって感じです(笑)

むしろ外国人がゲームオブスローンズのホーダーの画像と共につぶやいてるのは思わずニヤけてしまいました(笑)

劇中でこのホーダーは何を聞かれても「ホーダー!」しか言わないのでそれ知ってたらそりゃおもろいです(笑)