どうも@コイナー夢吉です。
ForkDeltaやIDEXは草コインを漁るなら一度は利用するDEXだと思います。
まずEtherDeltaも使いにくかったのですが、ハッキング事件以降はその名も耳にすることがなくなり、EtherDeltaからフォークしたForkDeltaにユーザーは移動した感じです。
ForkDeltaやIDEXはサーバーの重さや使い勝手から、まだ誰もが「気軽に取引できるレベル」には達していないと言うのが私の感想です。
そんな中、ニュースサイトを覗いていると、先月末頃にEssentiaと言う分散型フレームワークにForkDeltaやIDEXが統合されたと言う公式ブログを見かけました。
ちょっと気になったので公式サイトを覗き、Essentia1.0デモを試して見ましたが、これはかなり使い勝手が良いです。
Waves Clientに似た感じですね。
そこで少し記事にしました。
Essentiaとは?
Essentiaは、集中化されたリソースと分散化されたリソースを結びつけて、強力な相互作用と経験を生み出す、多種多様なプロトコルの組み合わせです。
要は、Essentia上で様々なdAppsを利用でき、しかも電子メールアドレスや電話番号を必要とせず、各々のアカウントを分散型IDで作成し、管理できるプラットフォームです。
これからdAppsが統合されるにつれてその利便性は拡大していくと思います。セキュリティ面でもアカウントID自体が分散されているので強固です。
Essentia App
Essentia Appはデモを誰でも試すことができます。公式サイトにアクセスします。
Try Essentiaを選択。
CREATE AN ACOOUNTを選択。
パスワードを入力してNEXTを選択。
アカウント作成中につきしばらく待ちます。
続いてEssentiaにログインする為のファイルを全てバックアップしておきます。上二つはメモ帳などにコピペしてバックアップを取ります。
ログインの際には下のような画面が表示され、どのファイルでログインするか選択できます。Ledger Nano SやTrezorのようなハードウェアデバイスでのログインもできるようです。
以上でEssentia1.0が利用できます。電子メールでの登録がないので本当に簡単ですね。
Essentia Appの使い方
まずTOP画面ではこれからEssentiaに追加されるdAppsと、追加して欲しいdAppsを投票できます。画面左バーのアイコンがメニューになっています。
dApps投票
画面を下にスクロールすると様々なdAppsが表示されており、UPVOTEで投票できます。
ウォレット
左バーのメニューアイコンはデフォルトでは上から順に、ウォレット、ストレージ、eLOGIN、IDEXとなっています。
ウォレット画面では現在14個のウォレットが表示されます。
ウォレットをクリックするとその通貨の送金、入金ボタンが表示されます。トータル資産は右上に表示されます。
ストレージ
ストレージ画面では、現在3種のストレージが利用できます。お好きなストレージを選択してUploadをクリックするとファイル選択画面が表示されますので、後はアップロードするだけです。ドラッグ&ドロップも対応しています。
eLOGIN
eLOGIN画面では、目的のdAppsにログイン要求を送信できます。
任意のdAppsを選択し、SEND LOGIN REQESTをクリックします。
自分のアドレスが正常に確認されましたと表示されれば完了です。
IDEX
IDEX画面も軽くてシンプルで見やすいです。
dAppsの追加と削除
左バーメニューのプラスアイコンを選択するとdAppsの追加と削除が可能です。
Added dApps and Toolsではワンクリックで追加したdAppsを削除したり開いたりできます。
試しにForkdelteを追加してみます。dAppsに表示されているForkdelteのアイコン上にカーソルを当てると、追加ボタンとオプションボタンが表示されますので、Addで追加します。
すぐに上のAdded dApps and Toolsに反映されます。OPENもしくは左バーメニューのアイコンから開くことができます。
まとめ
Essentia1.0のデモではレイアウトもシンプルでごちゃごちゃしておらず、初心者の方も気軽に使える印象を受けました。
ログインさえすれば後はどの項目も数クリックで完結します。
なにより、IDEXやForkdeltaと言った分散型取引所もEssentiaに統合されていますので、非常に便利です。
ブックマークから取引所に訪れる手間もありませんし、相互運用での利便性、そして更にdappsが追加されることを考えるとユーザーの拡大も期待できます。
Essentiaの公式トークンであるESSは7月6日にBitfinexに上場しています。
ESSトークンの総発行枚数は1,755,313,373となっており、現在4円程度で取引されています。
循環供給を10億前後と考えた場合、マーケットランクは130位あたりですかね。
思ったより上にいますね。まぁ憶測ですが。
デモではLedger Nano SやTrezorなどのハードウェアウォレットも対応しています。
まだ正式版がリリースされていませんので、開発具合をブログやツイッターでチェックしていくことにします。
Essentia1.0の画面右上にはWikiリンクがあり、使い方などのWikiにアクセスできますが、まだ作成途中のようです。
ログアウトは画面右上のアカウントアイコンからできます。
このアカウント画面ではBTCやETHの秘密鍵、表示ペア、ランゲージ、テーマカラーなどもワンクリックで設定できます。
気になった方はEssentia1.0で操作感などを試してみてください。使いやすいと感じるはずです。
以上です。